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help RSS 高野山 宿坊の旅 最終編

<<   作成日時 : 2009/11/12 02:07   >>

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奥の院とは、文字通り高野山内のいちばん奥に構える聖地。

弘法大師が62歳の承和2年(835)3月21日に入定し即身成仏となり、今も奥の院御廟に葬られている。

・・・らしい。


宿坊を出発したのは午前9:00頃だったろうか。昨夜からの冷えこみで紅葉の鮮やかさも深まった。


奥の院到着。
入口から約2キロにわたる参道沿いに無数の石塔が立ち並ぶ。しかも、皇族から戦国武将まで、とにかく凄い歴史的人物が、敵も味方も、主も下部も入り乱れ、所狭しと眠っている。



篤姫でおなじみ、島津家の墓

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なぜか寂れていた上杉謙信

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武田信玄

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さすが関白、敷地が広い豊臣家

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そして、いちばん楽しみにしていたのが、織田信長

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高野攻めをした信長自身がここに眠っているというのもおかしな話だが・・・。



このほかにも、伊達政宗、石田光成、紀州徳川家、明智光秀などなどなど、歴史に興味がない人でも名前は知っているであろう歴史上の重要人物の名前でいっぱいだ。

また、それを取り巻く杉の古木や苔、石畳や石橋などが重厚感を醸し出す。


御廟までたどり着くとかなり人が増えた。日も高くなり、観光バスが次々に到着したようだ。もう昼近いにもかかわらず、気温は上がらない。



御廟わきで、なにやら催されている。

――足湯のサービスだ。無料で足湯マッサージをしてもらい、温かいお茶とお菓子がふるまわれる。
なんという降って湧いたような幸福。体が冷え切っていたわたしは、まだ御廟内にいる連れをのこし一人足湯をいただいた。

少しは体も温まり外に出てみると、こんどは人だかりが。

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お坊さんが運ぶ物体には「御膳」という札・・・。

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近くにいた案内の人に聞いてみると、「弘法大師様のお食事です」ということだ。朝・夕まいにち行われる儀式だそうで、食事を用意し、よりおいしくなるようにと祈祷した後、御廟に運ぶのだそうだ。
これを偶然見れた私は「たいへん幸運ですね」ということらしい。



さて、奥の院を後にした。昼も過ぎ、一行は歩き疲れと空腹で機嫌も悪くなりそうな勢いである。

さすが文化の日の祝日、紅葉の高野山だけあって、昨日とは打って変わり道には人と車があふれかえっていた。



いろいろ検討した結果、昼食は大門近くの(ということは高野山を端から端まで横断することになる)釜めし屋に決まった。

―― しかし途中、やはり我慢が出来ない。

和菓子屋さんを素通りできず、休憩。

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おいしかったし値段も手ごろ。高野山に行った際はまたぜひ行きたい。人にもおすすめしたい。

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みろく石
http://www.mirokuishi.com/index.html



すこし腹の虫も収まり、甘い物で疲れも癒えたところで先へ進む。


ようやくお目当ての釜めし屋「つくも食堂」の看板が見えてきた。―― 見えてきたと同時に、その下にできた行列も目に入った・・・。

店まで来て、行列の長さを確認、店の中に斥候を送りこみ、どの程度待たされそうか、テーブルは何席くらいあるのか、店員の手際のよさはどうかなどを調査した結果、グループ5人のうち3名ほどの「行列ができているからといって、ありがたがって待つのは御免だ」という反骨精神も相まって、別の店を探すことになった。


行き当たったのは、「中央食堂さんぼう」。 お世話になった宿坊・一乗院のすぐ隣にある。
http://r.tabelog.com/wakayama/A3001/A300103/30000382/

注文したのは、「ごま豆腐鍋セット」。

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出汁がきいていて、あつあつの鍋が冷えた体に浸みわたる。
生麩も美味しく、帰りにどこのお店のものか教えてもらった。


少しわかりにくい場所にあるが行く価値はある。目立たない路地を曲がったところにある小さな店構え。
http://www.fu-zen.com/sasamaki.htm

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もち麩に目がない私は、ここで粟麩と、高野山名物の「笹あんぷ」を買い込んだ。みんなも買い込んだ。


さあ、もうこれ以上みやげを増やしても、荷物が重くなり自分を苦しめるだけになりそうなので買い物はこのくらいにし、最後の金剛峯寺参拝に向かおう。


この二日間で、壇上伽藍のもみじのトンネルをもう何往復しただろう。

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とうとう金剛峯寺。

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この旅行で初めて拝観料を払って中へ入る。ひとり500円。

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大広間では無料のお茶とお菓子がだされ、和尚さんの講和が終わるところだった。

もう3時を回っている・・・。それからもあちらこちらとお土産屋さんによって結局大門を後にしたのは3時45分。





矢立茶屋に帰ってきたのは5時10分。予定より遅くなってしまい、もう日も落ちた。

車を置かせてもらったお礼のメモを、ゆりちゃんの店のどこに残そうか、などと考えながら、お手洗いに行ったり、最後のお土産を買ったりし、寒い夜道のドライブウェイをぶらぶら歩いて車に戻る。辺りはもう真っ暗だ。すると、曲がりくねった道の先に灯りが見える・・・


―― ゆりちゃんが、店に電気をつけたままで待っていてくれた。


しかも、「疲れたでしょ、巻きずしを一本用意してるから、温かいお茶でも飲んで行きなさいよ」と、店の中へ招き入れてくれた。

ひとしきり旅の報告をし、おいしいお寿司をいただき、お礼を言って高野山を後にした。





終わりよければすべてよし、とは、まさにこのことだ。












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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
初めまして、このルートは小生もいつかは行きたい
場所です。
参考になりました。
たぶん、100名山、完頂ごですねえ。

2010/05/27 21:22
温さん、こんばんは!

ぜひぜひ!とてもよかったですよ。
私もまた行きたいくらいです。

100名山の記事、また楽しみにしております!
TORO
2010/05/28 02:02

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